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~指導霊の役割~高橋信次先生からの霊示

~指導霊の役割~

『いま、主に運命と守護霊という話をしましたけれども、これ以外に、指導霊っていうのがあるんですね。守護霊っていうのは本人の、魂の一部であるという話をしましたが、その魂の一部である守護霊の指導だけではね、十分じゃないこともあるんですね。

たとえば、今世で、たとえばピアニストとして売り出し中だけども、守護霊がピアノとかいうの全然さわったこともないし、経験もないし、あんな音楽やったことないような人が守護霊やっている。こういうときに、ピアニストとしてその人が大成していこうとすると、どうしても指導する側として能力不足なんですね。それで、こうした人で、大きな影響力を持つような人には、それなりの音楽家の霊なんかが指導霊としてついていることがあるんですね。

それは、あの世の霊の中にも、そうした奉仕業をやる段階がありましてね、そういうクラスがあるんですよ。奉仕業、地上の人たちを指導するという奉仕が魂の修行になっている段階。ま、神界の人が多いですね。こういう段階の魂があって、適当な人を探してるんですね。で、地上で一生懸命努力しておって、その人が出している波長というのが、その天上界のその人の霊の波長に合うとね、引き寄せられてくるんですね。そして。「じゃあ、こいつのピアノ、一つ指導してやるか」、そういうふうにする。そしてその人が指導すると、同じピアノの音は音なんだけど、聴いている人はみんな魅了されて、陶酔しちゃう、ピアノの機械ですよ、機械押して音が出てるんですよ、弾いて。それなのに、その出てる音によってね、その音の組み合わせとか響き方で、感動する場合としない場合があるという、不思議な事実なんですね。非常に、これも霊的なるものなんですね。

だから、天才ピアニストなんかなってくると、ほとんど高級霊が入って弾いてます。今、有名なソ連のブーニンなんかもそうですけどね、こんなのショパンなんか指導してますよ、本当にね。入ったりして、弾いてるんですよ。だから、彼ら霊能者でもないけれど、芸術という一点において非常に霊的になってるんですね。それを影響受けるんですね。あるいは、カラヤンなんて天才指揮者がおりますが、彼なんかでもやっぱり、偉大な音楽家の霊がね、ずいぶん指導してるんですね。こういうことがあります。有名な音楽家の霊が指導しています、カラヤンなんかをね。

こういうことがあるし、だから芸術家の中には、気付かざる霊能者いっぱいいるんですね。こういう、芸術面で非常に鋭敏な感覚もっている人というのは、ある意味で霊能者なんですね。特定された霊能者、こういうことが言える。

だから指導霊っていうのは、そういうね、特定の目的を特った人の指導をすることがあるんですね。こういうことが言えます。それは先程の政治家もいっしょでね、明治維新の元勲たちで、天上界行っているような霊がね、地上の政治家を指導するような場合もあるんですね。そんなこともあります。そういう偉大な場合もあります。あるいは軍人なんかやっていると、そら昔やった、侍やったような人が指導したりすることもある。そういうことも、なきにしもあらずですね。こういうことが言えると思います。

あの、こんな古い話をしても、みなさんもうわかるかどうか知りませんが、日本海海戦なんていってね、東郷平八郎なんていうのがロシアのバルチック艦隊破ったなんていう、こんな古い話覚えてる人、いるかいないか知らんが、こういうことありましたね。日露戦争で勝った、なんてね。東郷平八郎なんて、名提督(めいていとく)ということで有名ですが、ああいうときに、東郷平八郎を指導していた霊は、昔の中国の諸葛孔明(しょかつこうめい)なんていうね、策士、軍師がおりましたが、こういう人が指導したりしてたことがあるんですよ。そんなことがあります。

だからそういうように、指導霊っていうのは、職業の中で特別な才覚を現わしてくるような場合っていうのは、そういう指導霊がつくんですね。

私の生前もそうですね、もちろん指導霊がついてました。モーゼなんていう偉い偉いね、間違いの多い立派な指導霊がついてまして、私をいっぱい指導してくれましてね。もう力こそすべてのような人ですから、ま、力瘤(ちからこぶ)上げてやるのはいいが、まあ緻密じゃないからよく間違う、ね。こういうことで以後、混乱がいっぱい起きましたけど、まあそういう力強い指導霊の指導を受けて、講演するっていうようなこともあります。

だから〇〇さんなんか非常に気をつけてね、講演の時の指導霊を選んでいるようですね。選んでいる。そら賢明ですね。神さんいっしょだと思って、高級霊みないっしょだと思ってあなた、一人の人に寄りかかると大変なことになるんですよ。まあ、変な方へ引っぱられていかれちゃうんですよ。だから、よくよく注意しなきゃいけないね。いちばん間違いのない人中心に据(す)えるのが根本ですね。

だからね今、気の毒にね、〇〇さんなんか、高橋信次の霊訓集の数が多いもんだからね、一般から言うと「どうやら高橋信次が中心指導霊らしい」なんて思われるもんだから、やっかまれたりね、一部ではやっかみがあったり、一部では批判があったりねえ、かわいそうですね。ほんとかわいそうなことして。彼としてはね、私に同情してね、あの世で迷っとるからいっぱい霊言集だしてすっきりさせてやろうなんて、同情してくれてるのに、それやるとね、一部の人たちからはね、「あの野郎、高橋信次先生の名を騙(かた)って」なんてね、こんなふうに攻撃を受ける。こんなつらいことがありますね。

だからやるのはいいんだけどね、弟子たちがやってくれないことやってくれている、それだけ愛の行為やっていって、誤解を受けるというような、こんなこともありうるんですね。

だから、指導霊は選ばねばいけないのですよ、ね。だから高橋信次が駄目だと思ったらポイと捨ててね、谷口雅春にのりかえて、谷口雅春だめだと思ってね、生長の家怒ったりしたらポイと捨てるね。出口王仁三郎にのりかえる。出口王仁三郎にのりかえても、大本教徒が「許さん」なんて言ったらポイとのりかえて、「私は内村鑑三です」なんてのりかえる。キリスト教徒が「あんなの駄目だ」なんていったら、ポイとのりかえて古い人の神さんにするとかね、こんなのいろいろあるんですよ。だから適当に指導霊を替えないと損ですよ。あんまり一人の人にぶら下がるとねえ、傾向がいろいろありますからね、気をつけないといけないですよ。本当気をつけないといけません。

ねえ、私の本出して、先程天皇陛下がどうこう言ったから「侮辱罪だ」なんかいってね、神道系からおこられるかもしれない。そんなときに天之御中主を持ってきて、「いや天皇制こそ、わが国体の象徴」って言わしとけば、そしたらいいんだ。「私は本心はこちらの方です」と言っとけばそれでいいんだけど、「高橋信次は、呪われる」なんて言われても困るしね。

まあ、そういうことで、指導霊にもいろいろ個性はあります。長所も短所もありますから、それをよく使ってやらないと、大変なんですね、大事なんですね。だからそれは、地上の人の自力の部分なんですね。情に流されると、思わぬところで、しっぺ返しくっちゃってね、地上に生きている他の人にしっぺ返しをくうこともあります。そういうかわいそうなことがありますね。

まあ、これ言うときりないんだけども、まあいいや、GLAの諸君、まあ悟り給え、私が言いたいことを。悟り給えね。いいかい。ね。そういうことですよ。

まあそういうふうに、指導霊の役割というのもいろいろあるけれども、指導霊というのも完全ではないから、その辺よく考えねばいかん。だから音楽家としても、いろんな指導霊ついとるけど、本人の努カプラス指導霊の努力の総和が、その音楽家や芸術家の力量になることがあるということですね。

この世だけじゃなくて、あの世でも競争があるんですよ、ね。この世だけの競争じゃありませんよ。あの世の競争もやっぱりある。だけど、どういう指導霊を引きつけるかは、その人の心の状態だから、やはり結論は本人の努力だということを言うことはできるんじゃないでしょうかね。そういうふうに思いますよ。

だから、
守護霊を持つとか守護霊を替えるとかいうことはできないが、指導霊をね、替えることはできるし、本人の職業的な面での進歩進化にそってね、指導霊は次々と優秀なのが出てくることはあります。

趣味で絵描いてるうちには誰も相手にしないけれども、絵が好きな霊ぐらいは来てるけれども、だんだん画家としてなってくると、そこそこの指導霊がついてきて、日本一の画家ぐらいになってくると、もう天才みたいなのがだんだん指導するんですね。そういうことがあります。

だからまあ、特にね、芸術の道でもそうだし、文学やいろんな道でもそうですがね、特に専門で一家をなしていこうという人はね、やはり指導霊の役割というのが非常に大事ですよ。非常に大事だから、これをね、やはり受けるような境地、心持ちにならねばいかん。で、自分をどんどんやっぱり磨いていくことですね。これ以外にないですね。磨いていけば、それなりの指導霊がついてくる、ね。

試験の点数でもそうですよ。いい指導霊がつくと、いい点がとれるしね、指導霊が悪いと悪い点がついたり、そんなこともありますよ。だから、それは気をつけないといけない。だから、だいたい頭のいい人にはね、頭のいい指導霊がついていくし、頭の悪い人には頭の悪い指導霊がついてくるしね。だから、まあどうしようもないんですがね。どうしようもないが、向こうの方が肉体を去っているという分だけ有利だから、多少のインスピレーションは与えてくれる。まあこういうことは言えますね。』

(1987年10月23日の霊示)


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